
AMASHI fes 2025 を終えて
2025年10月15日 23:33
どうも、あん摩マッサージ指圧師のきょん(なりひら治療院・長生学園卒)です。
せっかくなので集合写真をサムネにしてしまったけど、『顔出しイヤだ』って人がいたら言って下さいね。写真替えますから。
AHASHI fes 2025が終わってから、もう一週間が経ちました。もっと早く感想を書きたかったのですが、時間が取れなくてごめんなさい。
終わった直後は放心状態でしたが、「あ、また、やりたいかも」という熱が戻ってきました。
今回のフェスは、あん摩マッサージ指圧師(以下「あマ指」)同士が学校や流派の垣根を越えて集まり、技術と心を共有する交流・研鑽の場として企画したものです。
準備を始めたのは、今年の6月。黒澤さんの治療院(つむぐ指圧治療室・日本指圧専門学校卒)にお邪魔した時がきっかけでした。施術を受けた後、SHIATSU CAMPの足達さん(日本指圧専門学校卒)、あい治療院の神田さん(日本指圧専門学校卒)が合流し、飲み会に。
(みんな、ホームページがしっかりしてるなぁ。あと、僕以外、みんな浪越w)
「こんな場があったらいいよね」という雑談から、「じゃあやっちゃう?」に変わった瞬間から、すべてが動き出しました。
その結果──
2025年10月5日(日)・6日(月)、東京とはおよそ思えない(笑)、あきる野のマジで山の中に、20数名のあマ指が集まり、酒と肉と笑いと学びと感動に満ちた時間を過ごすことができました。

この写真も大概、山の中だけど、これでまだ4合目くらいだからね笑
いやぁ、ガチ登山!!
希望者は麓のバス停から軽トラで連れてってくれる手筈だったんですが、軽トラ希望だった方も登りたくなってしまったようで笑、皆さん息も絶え絶え、登頂されました。
しばらく放心状態だったもんね笑笑
目次とか構成とか考えてたけど、もういいや。
いつも通り、日記スタイルで書きます。
読みづらかったらごめんなさい。

受付を手伝ってくれたのは、サポートメンバーでもある、ぱちさん!(つゆき按腹堂・神奈川衛生学園卒)
ジェンダーフリーの時代にこんなこと言うのもアレかもしれないけど、やっぱり受付係のように接遇力が必要な役割では女性の方がセンスあるなって感じる。ぱちさんには、ちょっとしかお仕事の説明してないのに、ちゃんと汲み取ってくれてゲストを丁寧に案内してくれました。仕事デキる人だ!!
1人じゃ捌けなかったので、本当に助かりました!
一緒に写真に写ってるのは、軽トラ組だったはずなのに、勢いで山登りしてしまったさおりんさんw(東洋鍼灸専門学校卒)
最終的には総勢21名のあマ指・あマ指学生さん、あマ指好きの方々に集まって頂けました!
登場人物に各出身学校を補足していますが、他にも、日本鍼灸理療専門学校や東京衛生学園など、あん摩マッサージ指圧師免許が取得できる学校出身の先生方が集まってくれました。
次回以降はもっと多くの学校の人が集まってくれたらオモロいなぁ。
学生さんのウチからこんなイベントに参加してくれるなんて、意識高すぎでしょ笑


さぁ!まずはBBQパーティーの始まりです!!
今回のタイムテーブルはこんな感じ!
タイムテーブルがあるだけで湧き上がるフェス感。


そして、なんと!今回はゲストからのご厚意でフリードリンクに!

ご提供くださったのは、根っからの手技療法好きが高じて、自分で治療院向けの予約サイトの会社を作っちゃった、(株)クロスリンクの代表・矢野さん!!
予約サイトだけじゃなくて、電子カルテや施術者向けの求人サイトなども運営されてます!
やり手の女性経営者!!
底抜けに明るいので、一緒に飲んでてめちゃ楽しい人。
何が一番ありがたいかって、きちんと、あはき業界の構造と問題点を認識してくれてる所。ただ儲かればいい、という考えではなくて、「正しく・真面目にやってる人が、しっかりと利益を享受できるように」という理念を感じます。
だって、儲けのためだけだったら、あマ指はビジネスのターゲットにしない方が楽だもん。
本当にありがとう、矢野さん!!
多様性とかジェンダーレスとか言われるようになったけど、あマ指(あはき)の業界ってそういう言葉が出てくる前から、多様な背景を持つ人たちが集まる業界だったし、男女や障害の区別なく本人の努力次第で、みんなが活躍できる業界だと思ってる。
「社長=男性」みたいなイメージがまだ強い中で、女性経営者である矢野さんが参加してくれたことも意義深いなと感じてる。


LUXURY BBQなんで、とりあえずやっぱり肉でしょ!!!
美味いぞ、秋川牛!!
ランクで言うとA5ですって、奥さん!!
あぁ、なんてラグジュアリぃなんだ。

終始、ビール飲みながら肉を焼いてくれていた足達くん。
業界歴はずっと先輩なんだけど、同い年なんですよね。
だからこそ、彼の行動力と確固たるビジョン・信念を持ってる姿は本当に尊敬する。ルフィなんよ、もはやw
麦わら帽子かぶってるし。
そして、肉の焼き加減も絶妙。
肉焼き師としても尊敬してる。



2つ目の企画はパネルディスカッション。
パネルないけど。
第一部のテーマは、「各流派の先生方による『施術の特徴』」。
みんな同じ、あん摩マッサージ指圧師だけど、出身学校によって施術が全く異なる我々。他の学校の施術の特徴や方法って全然知らなかったりする。
僕はダンスのご縁で、岡山とか大阪とか、東京都内でもいろんな所で施術させて頂く機会があるけど、遠かったり、予定が合わなかったり、そうそう頻繁に出張できるわけでもない。
でも患者さんに聞かれるの。
「こういう施術ってどこで受けたらいいの?」「整骨院行ったらいいの?」「整形外科行っても特に何してくれるわけでもないし、痛みがおさまらない」etc.etc…
そんな時に紹介しあえるような横のつながりが欲しい!!
この思いは免許取った時からずっと思ってた。
だからこそ「他の学校出身の先生たちの施術ってどうなってんだ??」を知りたかった。
第一部に登壇頂いた先生方の出身校は順不同で、
・神奈川衛生学園 (後藤流按腹術)
・東京呉竹医療専門学校 (呉竹あん摩)
・長生学園 (長生療術)
・京都仏眼鍼灸理療専門学校 (関西指圧)
・日本指圧専門学校 (浪越指圧)
遠くは京都からお越し下さった先生もいらっしゃいました。
そして、実際に実技を交えながら、各流派の特徴を共有しあってくれました。
「施術中の足の向きが、、、」とか「手の置き方が、、、」とか「圧のかけ方が、、、」とか、この業界の人じゃないとマジで1ミリも盛り上がらないような話題に熱い眼差しで、聞き耳をたて、質問しあう姿に、あマ指の矜持とオタクっぽさを感じたし、最高に楽しかったw(ほめてる)

そして、第二部は「ボクら時代」的な、同い年の4人が話す「あん摩マッサージ指圧師としてのリアル〜キャリア・収入・経営・家族・将来について〜」。
2部のスピーカーは、SHIATSU CAMPの足達くん、僕、筑波大学理療科教員養成科出身で現在も盲学校で教鞭を取っていらっしゃる小牧さん、神奈川県を中心に訪問マッサージ企業を経営している渥美さんの4人。
同世代、マジでカッケェわ。
偉そうに喋っちゃったけど、僕なんか小物 of 小物ですわ。
みんな使命感を持ってて、将来に対する危機感を持ってて、「じゃあどうする」っていうビジョンを持ってる。
「自分のため」以上に、「社員のため、生徒のため、家族のため、世の中のため」。あん摩マッサージ指圧師という職業を軸に、施術者として・教師として・社長として・父として、、、誰かのために働いていこうとする気概を感じた。
この4人でスピンオフ企画やりたい。
とりあえず今度ゆっくり飲みにいこう。

日帰り組はここで解散。中締めとなりました。
帰りの電車の中でも酒盛りしてたみたいだけど、みんな仲良くなれたみたいでお兄さんは嬉しいよ!!
なんか親戚の集合写真みたいやね笑笑
それもなんか、あマ指っぽくていいじゃないの笑

そして秋の夜風を感じ、暖かな焚き火と共に、また酒を飲む笑
ゆらめく炎を囲みながら語り合う人、、、
PCを開き広告ガイドラインセミナーを始める甲野さん(あじさい鍼灸マッサージ治療院・東京呉竹医療専門学校卒)、、、
「腕が痺れる」と言うなこさん(菜奈あんまマッサージ指圧院・京都仏眼鍼灸理療専門学校卒)を2人で施術し始める長生出身の僕と浅賀さん(犬吠長生院・長生学園卒)、、、
香りたつ檜風呂で体を休めつつ、思い思いに夜を過ごす宿泊組。
真面目な話もするけれど、ここには書けないような話もしたり、荒波でも凪でもなく、本当にちょうどいい「揺らぎ」のある空気感。
そうして気づけば一人一人が寝付いていく。
山の静寂を味わうチルな夜が更けていきました。
みんなが寝静まった頃、僕の枕元では巨大なハチが唸りを上げて飛んでました。
負けずに寝てやりました。
どこでも寝れんだぞ、オレ。

翌朝は黒澤さんのワークアウトの時間から。
太極拳の経験と手法を活かして、呼吸を整えながら、全身の関節を動かしていく。
あれ?なんだか、コレだけで身体が軽くなっていく気がするぞ。。。
子曰く、「気の滞りは関節の動きが滞ることから由来する」。
東洋医学の免許を持つ身でありながら、気の感覚に疎い私でも、それは経験上なんとなく理解ができる。身体で感じられる。
おや、、気が流れ始めたからなのか、お腹が空いてきたぞ。。。
そして、神田さんは1人でナチュラルターンしてた。。。
気が巡ると、スイングもいつもより大きく振れるようになるのかしら。。。
※神田さんと甲野さんは僕と同じく、学生競技ダンス経験者(通称:学連出身)で、今でもOBOG練習会などでご一緒することがあります。大体、ダンス部の人間は、広い場所があるとすぐ踊り出します。
と言うわけで、ワークアウトの後はみんなで朝食!
THE 和食!!


そして、食後には、最近販売を始めたという長生の同期が差し入れてくれたコーヒーを。
コレもまたチル。
美味かったよ、ありがとう!

もう一回、朝風呂に入って、帰り支度をし、下山。
山の麓で宿泊メンバーみんなで記念撮影。(あ、浅賀先輩がいない笑)
真ん中はシステムエンジニアのヒハラさん。ご自身は施術者ではないけれど、漢方や鍼灸・あん摩マッサージ指圧などの東洋療法に興味があって、いろいろなイベントに参加・企画なさっています。
ど真ん中で写ってるし、ポーズはthumbs-upなのに、実はあマ指じゃないっていうのもオモロい笑
いちばん指圧師らしさ出てる笑

まさにCHILL&LUXURYでした!!
ありがとうWOODLAND BOTHYさん!!
そして参加して下さった方に最大級の感謝を。
一緒にイベントを作ってくれた足達くん・神田さん・黒澤さん・甲野さん・ぱちさん・なこさんにも、最高級の感謝を伝えたいです。
本当にありがとうございました!

僕は「あん摩マッサージ指圧師」という仕事とその素晴らしさを多くの人に知ってもらいたい。
自分の施術によって、目の前の人がその場で変化していく。
こんなに自分の仕事が楽しい時はない。
施術後に患者さんの目が変わって、パチっとしたお顔付きで、「全然違います!楽になりました!」って言われる瞬間はあマ指冥利に尽きるし、通ってもらいながら「前に悩んでた症状が減ってきました!」「気にならなくなりました!」なんて言われた日には、ちょっとお高いエビスかプレモル飲んじゃう。
それでいて、施術の対価として報酬が頂ける。
こんなに自己実現×他己評価×報酬のバランスが取れてる仕事は滅多にないと思ってる。
あマ指の施術は、安全で・安心で・効果的で、それでいて良心的だという事を知ってもらいたい。
無理やりバキバキやって半身不随にさせたり、セクハラしたり、回数券買うまで帰さなかったりする人、まずいないから。
免許行為ってそういうこと。
専門的な技術と知識がないと他人の生命・身体・財産に不利益を与えるから、原則禁止。免許という許可を受けなければ仕事はできない。
我々は、この国において、公衆衛生上の利益に貢献するための職業であることを我々自身が自覚しないと業界の自浄作用は働かないし、一般の方々の中にある「整体師と一緒でしょ?」という考えに違いをもたらすことはできない。
あマ指の施術を受けてもらいたい。
その手の暖かさと柔らかさ、そして繊細さと力強さ。
辛さを感じてもらえる安心感。
「なんで、そこが辛いってわかったの?」って聞きたくなるくらい、その指先と掌が精密なセンサー。
患者さんに触れる部分だけじゃない。顔つきを見て、声を聞いて、思いを辿って、6感をフルに使って、患者さんに向き合う。
僕も自分であマ指の先生の施術を受けて思うのは、本当に「手が細かい」。
辛そうな部分をミリ単位で探ってくる。平面だけでなく、深さも含めた3Dで。
これは本当に、あマ指と無資格者との明確な違いだと思う。
だから「どこで誰に受けたらいいかわからない」という人を減らしたい。
だから「その辺に住んでるならこの治療院がいいよ」と伝えたい。
だから「あマ指とユーザー」を繋ぐためのチャネル作りもしています。

AHAKI BASE(アーキベース)
『社会に信用される”あはき”のために』を理念に、法令遵守しているあん摩マッサージ指圧師を紹介している自主運営サイトです。
(アーキベースと読んでいます。あはきベースと読みたくなるけど、「あはき」って言いづらいから、あえてHは発音してません。フランス語っぽいでしょ笑)
サイトを開設してから3年が経過しようとしています。
1人でも多くのユーザーさんが、モラルある・腕がある・人格者である、あマ指と繋がってほしいと思いながら、その施術者の「キャリア・施術・経営」に対する価値観を掘り下げて紹介しています。
人が人を選ぶ基準って、「自分も共感できるかどうか、自分と似たような価値観・同じ価値観を持っているかどうか」が重要だと考えています。
もちろん、自分と正反対の価値観の人を選択する場合もあると思います。
それでも、そのあマ指師がどういう考え方なのかを知ることの重要性に変わりはありません。
一人一人のストーリーを発信することで、施術者に対する心の距離感が変わると考えています。
企画・取材者選定・取材アポ・撮影・インタビュー・編集・発信、、、全ての工程を2人で行なっています。もちろん日常の施術業務もあります(大体毎日7〜8人)。もっとたくさんのあマ指を掲載したいと思っていますが、2人ではスピードとボリュームに限界があります。
だから「仲間」が欲しいんです。
「動画編集できるよ!」
大歓迎です。
「WordPressの編集できるから、もっと魅力的なサイトにできるよ!」
大好きです。
「掲載したいんだ!」
最高です。
「あマ指の人を紹介するよ!」
感謝しかありません。
「情報拡散のお手伝いするよ!」
マジ嬉しいです。
直接的なスキルを持っててお手伝いしてくれるという方がいらっしゃれば、こんなラッキーなことはないんですが、間接的にでもサポートしてくれる方がいらっしゃれば本当にありがたく思います。
今は全日本鍼灸マッサージ師会の副会長さんの記事を製作中です。
これからの企画・構想としては
・墨田区のあはき師特設ページ製作→行政とのコラボ
・日視連会長 竹下先生(弁護士)へのインタビュー
などを考えております。
「こんな企画どう?」とか「こんな人紹介できるよ」とか、ご意見頂けると本当に嬉しいです。
ご興味がある方はご連絡くださると幸いです。
最後に。
この業界は、人それぞれ違った背景を持っています。みんないろんなスキルを持っています。それをちょっとずつでも集められたら凄いパワーになると思うんです。
元々、あん摩マッサージ指圧師には何の縁もなく、横のつながりなんてなかった僕だからこそ、仲間が欲しくてAMASHI fesを構想(いや、妄想)していました。
今回のイベントはきっかけに過ぎません。
でも、少しくらい、水面に波紋を起こせたような気もします。
この波紋が渦になり、潮流になり、時代になっていけばいいなと大層なことも考えています。
みんな、あん摩・マッサージ・指圧という『行為そのもの』が好きなんです。
もちろん、僕もそう。
自分の好きなものって広めたくなるでしょう。
それが、世のため・人のためになる素晴らしいものならば、尚更みんなに伝えたくなる。好きなものをみんなで共有し合いたくなる。
そこに奪い合いや嫉妬・争いが起こらないのが、あん摩マッサージ指圧師の世界であると信じています。
だって、我々の仕事は、奪い・争って発展するものでなく、認めあい、わかりあい、受け入れあい、支えあって人を癒していく仕事なのだから。
そんな素敵な仕事をこれからも産業として、伝統として、文化として、継承し続けていくために、あん摩マッサージ指圧師同士の仲間の輪を広げ、活動の領域を広げ、あマ指の魅力を広げていければいいなと考えています。
長文、お読みいただき本当にありがとうございました!
もう来年のAMASHI fes の場所探し始めてます。
AMASHI fesの運営も携わってみたいという方、お待ちしております!!

