
株式会社クロスリンク 代表取締役
はじめまして。あましの会副代表の矢野敦子です。
私は、このマッサージ・鍼灸整骨院業界のIT化や経営支援を行う、株式会社クロスリンクの代表を務めております。
私自身はあん摩マッサージ指圧師の資格を持っていません。しかし、私はこの業界、そしてあん摩マッサージ指圧師という素晴らしい技術と志を持った皆様を、誰よりも尊敬しています。
実は、私は昔からマッサージが本当に大好きでした。しかし、学生時代や会社員になったばかりの頃、私が受けていたマッサージは、あん摩マッサージ指圧師の方によるものではありませんでした。
当時は、そもそも「あん摩マッサージ指圧師」という素晴らしい国家資格が存在することすら知らなかったのです。私は、本物の技術に「出会うことができていなかった」のでした。
転機が訪れたのは、現在の会社を立ち上げる前のことでした。
新事業の検討にあたって市場調査を行い、施術者や経営者の方々500人を対象にアンケートを取ったのです。そこで突きつけられたのは、私をいつも元気にしてくれた大好きな施術者の方々が、誰よりも深く疲弊しているという厳しい現実でした。
労働時間は長く、仕事はハード。それなのに評価の可視化が難しく、収入も不安定なため、素晴らしい技術や志があるのに業界を去ってしまう方が非常に多い。
さらに、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」は、他のヘルスケア系の資格に比べて圧倒的に資格者数が少ないため、その存在価値が世の中にほとんど知られていないという残酷な事実も知りました。
街に出れば無資格のサービスと混同され、命がけで学び国家資格を得たプロフェッショナルたちが、正当な評価を受けられずに日陰に追いやられている。
これほど誠実に患者様に向き合っている「本物」の人たちが、なぜ報われないのか。このままでは業界全体が縮小し、本当に困った人を救う手技の文化が途絶えてしまうのではないか。
「この素晴らしい本物の技術を持つ皆様を、絶対に埋もれさせてはいけない」
「皆様がプロとして誇りを持って活躍し、正当な対価と評価を得られる社会をつくらなければならない」
この強い想い、それから現状に対する憤りこそが、私が他でもないこのマッサージ業界をターゲットとしたIT企業を経営し続けている、唯一無二の理由であり、私の原動力です。
私は、ITやデジタルを冷たいものだとは思いません。
ITとは、施術者の方々の温かい手、真摯な想い、そして素晴らしい技術を、それを必要としているまだ見ぬ患者様へと届けるための「架け橋」です。
どれほど優れた技術があっても、患者様に知られなければ、存在しないのと同じになってしまいます。
「知られない=存在しない」という現実から施術者の方々を救い出すための武器こそがITなのです。自分たちの存在や価値を世の中にアピールすることは、決して恥ずかしくありません。
皆様の技術を待っている患者様に対して「ここにいますよ」と示すことは、プロの治療家としての誠実さであり、責任なのです。
だからこそ、私はあましの会の副代表として、私の持つ経営やIT、情報発信のノウハウをすべて皆様に還元することを決意しました。
あましの会は、ただ集まるだけの場所ではありません。本物の技術を持つ皆様が、自らの素晴らしい価値を堂々と世の中にアピールし、あん摩マッサージ指圧師の社会的地位を自分たちの手でアップデートしていくための、実践の場です。
あん摩マッサージ指圧師という仕事を、子どもたちが「あんな風になりたい」と憧れる、最高に格好良くて夢のある職業にしたい。
そのために、私はITと経営の側面から、皆様の挑戦を全力で支え、社会に仕掛けていきます。
あん摩マッサージ指圧師という仕事が大好きで、誇りを持っている施術者の皆様。
どうか、その素晴らしい価値をあなただけのものにせず、もっともっと世の中にアピールしてください。
あましの会という仲間と共に、マッサージ業界を、そして日本を一緒に変えていきましょう。

