あましの会副代表あいさつ 鈴木恭平

鈴木 恭平
なりひら治療院

はじめまして、あましの会副代表の鈴木恭平です。

長生学園出身で、あん摩マッサージ指圧師として、墨田区押上で「なりひら治療院」を開業しています。

あん摩マッサージ指圧師に対する想い

私には危機感があります。

私はあん摩マッサージ指圧という仕事が大好きだし、誇りを持っているし、より多くの人たちに知って欲しい・利用してほしいと思っています。

好きなものを誰かに知って欲しいと思うのは人間の自然な気持ちなはずです。

ところが、あん摩マッサージ指圧師という職業は驚くほど知られていません。あん摩マッサージ指圧師は、国家資格です。

3年間、約2400時間をかけて学び、免許を取る。れっきとした医療系国家資格であり、職人的な技術と知識が要求される一生涯を賭けるにふさわしい職業です。

しかし、街に出れば、他の資格と混同され、あまつさえ、免許がない者の方が上位だと認識されている。

「慰安」と「医療」の両方を提供できる我々だからこそ、社会に伝えるべき価値がある。

正当性はあるのに、認知度が低い。認知度が低いから、利用率も上がらない。利用率が上がらないから、社会的地位も上がらない。

地位が上がらないから価値も上がらない。価値がなければ淘汰されかねない。

あん摩マッサージ指圧師という職業そのものの必要性が問われ、存在が危ういものになる。

それが、私の危機感の正体です。

あマ指をアップデートしていく

あん摩マッサージ指圧師が関係する領域は臨床だけでなく、多岐に渡ります。

また、開業権を持つ我々は個々で活動することが多く、縦横のつながりは薄いと言えます。

だから、あましの会は次の5つの視点をキーポイントにしたいと考えます。

臨床 × 経営 × 交流(遊び) × 教育・研究 × 制度(法律・行政・政治)

この5つを多元的に横断しながら、あマ指を言語化し、科学化し、伝え、つなぎ、社会に実装していく。

伝統を紡ぎ、新たな知見を取り入れ、今までにないネットワークを築き、社会と接続していく。

これが『アップデート』の意味するところです。

あマ指が魅力ある職業であってほしい

私たちは医療に関わる専門職であると同時に、自らサービスを提供し、事業を営む者でもあります。

医療人としての品格と倫理観を持ちながら、社会に価値を提供し、その対価を堂々と受け取る。

「良い施術者であること」と「経営者として成功すること」は、決して矛盾しません。

むしろ、専門職として持続的に活動し、技術や知識を磨き続け、社会へ還元していくためには、経営もまた必要な力です。

職人であり、商人であり、医療人でもある、こんな面白い仕事は滅多にありません。

働く場所も、時間も、一緒に働く人も、どんな人に施術するかも、自分で決められる、こんなに自由度の高い仕事も滅多にありません。

年齢も、性別も、障害の有無も関係ない、こんなに多様性のある仕事も数少ないでしょう。
だからこそ、「あん摩マッサージ指圧師になりたい」と、子どもから大人まで、多くの人が魅力的に思える職業になってほしいのです。

副代表として、やりたいこと

やるからには本気です。本気で働き、本気で学び、本気で遊ぶ。
本気で取り組めば何かが変わるはずです。

あましの会は、自分たちで考え、自分たちでつくり、自分たちで社会に出してみる場所です。

  • これから開業したい人。
  • あマ指を活かしたビジネスを起こしたい人。
  • 研究・発表してみたい人。
  • 講師として人前に立ってみたい人。
  • イベントを企画してみたい人。
  • 地域や行政と仕事をしてみたい人。
  • 自分の活動を社会へ発信してみたい人。

いきなり社会で一人で挑戦するのではなく、まずここで試してみる。
成功も失敗も問題ない。

あましの会は、失敗ができる場、あマ指を社会実装するための実践の場、社会に出ていくための予行演習の場です。

そして、この場所で力をつけた一人ひとりが、それぞれの地域、それぞれの分野へ出ていく。

その一人一人の活動が社会につながった先に、他資格とも無資格とも混同されず、あん摩マッサージ指圧師が迷いなく認識され、信頼される社会がある。

あましの会はそんな未来を創ります。

あマ指の未来は、誰かが変えてくれるものではありません。
一緒に、本気で、あマ指の次の時代をつくりませんか。

副代表 鈴木恭平