あましの会代表あいさつ 足達晃大

足達 晃大
指圧キャンプ President

あん摩マッサージ指圧師」は国家資格であり、指圧や長生術といった手技は、日本独自の伝統医療であり大切なcultureです。

そして、古くから痛みのある場所にそっと手をあてる「手あて」こそが、我々あマ指師の根本的な哲学です。

昨今、メディア等でAIという言葉を耳にしない日はありません。それに伴い、「あん摩マッサージ指圧師の仕事はAIに奪われてしまうのでしょうか?」という質問をよく受けます。

これに対し、私ははっきりと「AIに仕事を奪われることはない」とお答えします。

理由は非常にシンプルです。

人との触れ合い、手の温もり、そしてそこから生まれる安心感は、決して機械には代用できないからです。

テクノロジーが発達したこんな時代だからこそ、我々あマ指師が行う心のこもった「手あて」が、改めて再評価されるべきだと強く感じています。

この「手あて」の質を確かなものにするため、我々は国が定める厳しい基準をクリアして資格を得ます。

「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を取得するためには、3年間専門学校に通い、基礎医学と実技をみっちりと学ぶ必要があり、当然それなりの費用もかかります。

では、この貴重な時間とお金は、一体誰のために費やすものなのでしょうか?

それは、決して自分のためだけではなく、何よりも「お客様のため」なのです。あマ指師は、常に「お客様ファースト」の視点を持たなければなりません。

しかし、私はこの視点こそが、今のあマ指業界に欠けている部分ではないかと感じています。

SNSで無資格マッサージを批判することが、本当にお客様のためになるのでしょうか。
他人の手技を否定することが、お客様のためになるのでしょうか。

常にお客様と同じ方向を向き、お客様の立場で物事を考えること。これこそが、あマ指師の未来を切り拓く上で最も大切なことだと確信しています。

同時に、お客様に最高の施術を提供し続けるためには、施術者自身が胸を張って働ける環境も不可欠です。

私には「仕事はカッコよくあるべき」という持論があります。どのような分野でも、仕事ができる人は所作や発言から醸し出される雰囲気が洗練されていてクールです。

そして、そうしたカッコよく仕事ができる人は、プロとして適切な対価をしっかりと得ています。
裏を返せば、正当な対価を得られなければ、真の意味でカッコいいとは言えないのではないでしょうか。

これまで、我々の業界では収入の話がどこかタブー視されてきた傾向があります。

だからこそ、これからの時代は若い世代に向けて、お金の話も含めて、リアルな情報を包み隠さず伝えていくことが重要です。

私たちは、あマ指師を「夢のある仕事」にしていきたい。そして、多様で自由な働き方があることも広く伝えていきたいと願っています。

一人でも多く、カッコよく稼げる“本物の”あマ指師を育てていくこと。これが「あましの会」の重要なミッションの一つです。

いつの時代も、本物がスポットライトを浴び、正当に評価される業界こそが発展していくと私は信じています。

そして、そのような業界の発展は、決して一人の力だけで成し遂げられるものではありません。

現在、日本で活躍しているあん摩マッサージ指圧師は12万人にのぼります。国家資格となって約40年が経ちますが、不思議なことに、あマ指師の専科が一つにまとまった会はこれまで存在しませんでした。

同じ国家資格であるにもかかわらず、出身校によって施術の考え方や手技、アイデンティティに違いがあることが、これまで互いに交わってこなかった主な原因だと考えています。

でも、もうそんな垣根を気にするのはやめにしませんか。小難しい理屈は抜きにして、自分自身の未来のために、そして業界全体の発展のために、今こそ一つにまとまりましょう。

決して、ただ群れたいわけではありませんし、誰かの自慢話を聞かされるような会にもしたくありません。

「あましの会」は、自立したプロフェッショナルたちが“個をリスペクトし合う集合体”でありたいと考えています。

入会条件はただ一つ、「あん摩マッサージ指圧師という仕事が好きであること」です。皆様のご入会を、心よりお待ちしております。

あましの会
代表 足達 晃大